皮膚カンジダと膣カンジダで使う治療薬を分けよう

2020年06月18日

カンジダの原因となるカンジダ真菌は通常消化管や膣、そして口腔内に常在しています。普通の場合であれば悪さをすることがないのですが、何らかの原因によってカンジダ菌が増殖してしまい口の粘膜、脇や股間、手や足の指の間の付け根部分、乳房の下や陰部に症状が現れてきます。

皮膚カンジダと膣カンジダは菌は同じなのですが、膣カンジダは陰部である膣内で異常に増殖してしまったことで発症します。膣内で繁殖をしてしまうので菌を死滅させることは難しいのですが、カーネステンクリームを使用することで膣カンジダが改善することができます。カーネステンクリームはクロトリマゾールが主成分の薬で、日本ではエンペシドクリームとも呼ばれています。クロトリマゾールが主成分のカーネステンクリームは水虫は白癬、癜風にも効果があり、大変優れた抗真菌薬と言えます。ですが、クリームそのものに膣カンジダを治す作用はありません。同じカーネステン膣錠を併用することでより効果が上がってきます。使用方法は1日に2回から3回に分けて塗るのが基本で、2回の場合は朝と寝る前に、3回の場合は朝、昼、夜に塗るようにします。できるだけ間をあけるのがポイントとなります。

皮膚カンジダは脇や股間、指の間といった部分におこりやすく、原因となるのは高温多湿の環境やオムツの使用、皮膚を不潔にしている、多汗状態でといったことがあげられ、症状が出やすいのは夏になります。そしてステロイド薬の使用や、糖尿病のコントロールが良くないことから起こる皮膚の免疫機能の低下も影響することが多いです。皮膚のカンジダには、ケトコナゾールが主成分のニゾラールクリームを塗ると効果が出やすく、このほかにミコナゾールやエコナゾールといった成分が含まれているクリームを使っても効果が出やすいです。特にニゾラールクリームは強い殺菌力が魅力な薬であるので、しっかりと指定された使用期間を守ることでより症状を抑えることができます。

膣カンジダの場合、抵抗力が弱まってしまったときにも起こりやすくなります。妊娠や糖尿病などがきっかけとなることも多く、意外と女性にとっては身近な症状ともいえます。下着が蒸れてしまって起こることも多いのですが、最近ではストレスや生活習慣の乱れ、いつまでも抜けないストレスが影響していることも増えてきています。女性の社会進出とともにこのような病も多くなってきているのが現状です。おりものやかゆみといった症状が出てきますが、2から3日で良くなることも多く、何もしないでほっておくことも多いのですが、実は菌自体は生きている状態であるので、治療をしっかりと行わなくてはなりません。もし病院に行きにくいようであれば通販サイトで薬を購入しても良いでしょう。通販サイトでも処方薬と同じものが販売されています

皮膚カンジダも膣カンジダももともとは皮膚にいる常在菌です。適切に薬を使用することで症状は良くなっていくことができるので上手に使い分けて症状を軽減していくようにします。